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日々の庭づくり/造園施工

店舗の庭づくり施工例 東京都目黒区のオープンカフェにて

東京都目黒区のオープンカフェにて、造園設計、施工させて頂きました。  施主様のご依頼は、アジアンリゾートな雰囲気を演出してほしいとの事。  シンボルツリーに大きなフェニックスカナリー(ヤシ)を植栽し、竹林、燈籠、組井戸等との組み合わせで、アジアンリゾートな雰囲気の空間を造れたと思います。
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ライトアップしたシンボルツリー

程よい木陰をつくってくれるシンボルツリーのカナリーヤシの根締めにニュウサイランを植栽しました。

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 植栽したフェニックスカナリーは曲幹で、単植でも趣があります。また、比較的小さな植栽帯でも、水はけが良ければ健康に成長します。
 以下ウェキペディアより <アフリカ西海岸、カナリア諸島原産なのでこの名がある。日本では東京(杉並学院)以南で生育する。弓状に下垂する葉先は5mにも達する。陽樹で耐潮性に富むが寒さには弱く、-10℃が枯死限界である。
樹高は最大で12mにもなり幹周りは3m程度まで生育する。葉は羽状複葉、基部の小葉は非常に鋭い棘となるので注意を要する。
主に公園・官公庁などで列植し、装飾樹として使われる。また、日本本土の南部地方の観光地では、南方気分を高めるのにシンノウヤシ、ワシントンヤシと共によく用いられる。
なお、葉のついている茎の部分の下には、枯れた葉の基部が集まる部分があるが、ここはちょっとしたクッション状になっており、着生植物がよく根を下ろす。 本州南部以南では、野外に植栽されたもののその部分に、一面にタマシダなどが生えていることがよくあり、アコウやイヌビワ、アゼトウナ、マツバランなどが 生えているのも見かけることもある。

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竹林施工完了の眺め
  竹林を通り抜けて玄関のアプローチへとつづきます。竹林には小さな築山で起伏をつけ、タマリュウやリュウノヒゲを植栽しました。組井戸は大きな電気の升を隠すために設置しました。井戸蓋がアクセントになっています。
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竹林と春日燈籠
 ご自宅の玄関前は建仁寺垣を背景とし、春日燈籠を設置しました。燈籠は、蓮弁が丁寧に彫刻され、笠の軒反もきれいで、全体のバランスが良いです。  歴史を重ねた石造品を設置したことで、重厚感を演出できたと思います。

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敷石の施工完了
竹林の足下の敷石は、若干の起伏を作り、単調にならないよう気を配りました。手前側と向こう側の目線が直線で通らないようにすることが肝心です。縁石の面取りなどにも気を配っています。
 
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  マダケを一株ずつ、向きや角度を調整しながら植栽しています。ガラスに映る竹の葉が風に揺れるととても涼しげです。仲間と共に集中して造園工事に打ち 込める瞬間はとても楽しい時間です。微妙な位置や角度で随分仕上がりに差がでます。植栽は緊張感のある仕上げの時間です。  造園工事中、施主様には大変お世話になりました。おかげさまで楽しく造園する事ができました。有難うございました。
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マダケの生態 以下ウェキペディアより<開花時期は初夏だが開花は稀。120年周期で咲く説が濃厚とされる。太く長い地下茎を地面に張り巡らし、地中からタケノコを生や す。日本へは古くから持ち込まれ栽培されていたと見る一方で、日本にもともと自生していた品種であると捉える向きもある。このように考えられる根拠として は、例えば、第三紀中新世以降に日本や朝鮮半島から化石が見つかっているので、もとは日本列島に自生していたのかも知れないと推測できるからである。稈の 高さは条件が良ければ10m〜20mにも成長し太さは10cmに達する、2本の隆起線がある節を持ち、節からは枝が2本伸びる。また竹林は地下茎が地面を 広く覆うので地震、崖崩れに非常に強い。1日に1m伸びるともいわれる。稈鞘は大きく濃い黒色の斑点があり無毛。葉は10〜12cm、幅2〜2.5cm程 になる。
食用 [編集]収穫期は5月から6月上旬とされる。別名を苦竹というように、収穫後時間を経過したタケノコはエグみがあり、あく抜きが必要だが美味とされる。掘 りたてのものにはエグみがほとんど存在せず、そのままさしみにして食しても美味しい。収穫の際は、モウソウチクのように地下部まで掘り取る必要はなく、地 上部を切り取るだけで済む。
素材としての利用 [編集]日本ではマダケは昔から歌に詠まれ、稈は肉が厚く弾力性があり、曲げや圧力に対する抵抗性が強いことから、弓、定規、笊、籠、扇子、茶道具などの 細工物・工芸品などに最も多く利用され、また昔は釣り竿や竹槍の材料とされたが、通常は食用にしない。マダケの稈鞘(タケノカワ)は無毛で柔軟性に富む等 の性質から食品包装として利用される。エジソンの白熱電球の材料ともなった。
竹細工の素材として最も多く用いられているマダケは、伐採したままの青竹、火であぶったり(乾式)、苛性ソーダで煮沸したり(湿式)して油抜きをした晒し 竹、ある程度炭化させた炭化竹、伐採後数ヶ月から数年間自然に枯らしたもの、家屋の屋根裏で数十年間囲炉裏や竈の煙で燻された煤竹と、種々の素材が流通す る。これらは弾力性、硬さ、耐久性などが異なり、利用目的によって使い分けられる。青竹は容易に入手できるが、耐久性に問題があり、晒し竹や炭化竹に加工 する事でその問題点は改善する。煤竹は独特の色(煤竹色)をしており、硬く、耐久性に富むが、入手は困難である。大分県のマダケは面積、生産量とも全国一 のシェアを占めており[3]、別府市周辺の別府竹細工や日田市の竹箸など、大分県では豊富な竹材を利用した竹工芸が歴史的に盛んであり、加工された素材も 入手し易い。

掲載日:2012.08.06


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