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庭木が健康に生育し、こぶができない「透かし剪定」(枝抜き剪定)

枝先をぶつ切りにして樹木を整形すると、枝先にこぶができます。
こぶは、カルス(癒傷組織)の塊で、樹木にとっては剪定による傷口から腐朽を防ごうとしてつくる防御壁です。
しかしながら、こぶ樹形はいかにも人工的で不自然な姿です。こぶができず、しかも腐朽しにくい剪定方法として「透かし剪定」(枝抜き剪定)をお勧めします。
透かし剪定では、長く大きくなった枝を剪定するときに、切り落とす枝の代わりとなる枝との叉で切り落とします。
代わりとなる枝には、葉や芽がついており、剪定後はこの枝に養水分がより多く送られます。
この枝の葉からフィードバックされる糖により切り口の癒合も早くなり、腐朽しにくくなります。
また、代わりとなった枝に葉や芽が十分ついている場合、切り口部から胴吹き芽が出ません。
「透かし剪定」後、根からの養水分はスムーズに枝先まで行き渡るので、傷口は早くふさがり、茎葉の陰となるので不定芽もたくさんはつくられません。
樹木の健康維持だけでなく、自然に近い樹木本来のしなやかさを維持できるのも「透かし剪定」の利点です。
また、透かし剪定では、花芽分化も支障なく行われるので、毎年美しい花が咲きます。
秦造園では、樹木剪定や庭園管理にも真剣に取り組んでいます。樹木の未来のためにもご相談をお待ちしております。

掲載日:2015.10.20


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