庭の石組・敷石・飛び石
静かなたたずまいの石組
●石を生かすためには、その石の持っている一番良い表情を引き出さなければなりません。微妙な角度や据える深さには繊細な感覚で挑みます。
力強い立石主体の石組
●力強い立石は、地球から天に向かって、アプローチしているようです。枯山水と呼ばれ、水を用いないで、白砂を敷き水景を表現しています。 この庭は、外国人のお客さまが多く訪れるご家庭に造らせて頂きました。
外国人のお客さまが「Oh！ Japanese Garden!!」と喜んでくれる庭を目指しました。
苔との調和が美しい石組
●穏やかに傾斜をつけた地盤に組んだ２石と周りに敷き詰めた苔の調和が不動の静けさをかもし出しています。
静かな雰囲気のお茶庭の蹲踞（つくばい）と飛び石
●自然石を用いた飛び石は、歩きやすさと見た目の美しさを兼ね備えてなければなりません。石どおしの間隔や石の大小に気を配り、配置するのが重要です。
茶庭の雰囲気を取り入れた坪庭の石の表情
●小さな庭に大きな飛び石を用いたことで、存在感のある壺庭になりました。
自然石を加工して作った敷石
●木曽石という石を手作業で加工して作った延べ段です。機械を使わずに手で加工することによって、生きた線と豊かな石の表情を引き出します。 庭師の先輩の現場で施工させていただきました。
玄関口に設けた玉石の敷石と御影石の敷石
●黒い玉石は水に濡らすととってもきれいです。一個一個の石の形や表情を大切にするために、目地の深さや石どおしの合端に気を配ります。
御影石の平板を用いた敷石
●古くなって味わいの出た廃材の御影石にもう一度命を吹き込みます。手作業で加工することによって、生きた線と自然な雰囲気が出ています。